第十八回 スキル難易度(静的スキル評価)

新入社員は、簡単な仕事から徐々に難しい仕事を習得していきます。スキルについても、スキル個々の難易度もあれば同一スキルでであってもレベルに応じた難易度もあります。この難易度の評価は難しく、人によって判断が分かれるため絶対的な評価が困難になり…

第十七回 スキル重要度(静的スキル評価)

まず、静的スキル評価から考えていきます。 静的スキル評価は、変化を考えないスキルコンテンツそのものの評価になります。 まず、スキル重要度から考えていきます。 定義された全てのスキルを同率に扱うことは、得策ではありません。 事業内容に応じてスキ…

第十六回 スキル評価

スキル管理については、業種・業態によって大きく異なります。基準を明確にしないと混乱を来す要因ともなりますので、このブログのスキル管理を製造業に絞りたいと思います。 昨今、IT系を含めたサービス業の比重が高まっていますが(筆者もその一員ですが…

第十五回 スキル採用

最近、新卒の採用基準として学歴採用では無くスキル採用とする企業が増加しています。 前回の内容から若干脱線しますが、このスキル採用が、ノウハウの承継に関する多くの示唆を含んでいるように思えますので、検討したいと思います。 企業は、経営資源であ…

第十四 社内ノウハウ承継の問題点

社内ノウハウ承継の何が問題なのでしょうか。 2007年問題以前、ナレッジマネジメントが標榜され多くの企業での取り組みがありましたが、いつの間にか廃れて、忘れ去られたようです。ナレッジマネジメントの目的は、社内ノウハウの共有化ですが、以下のス…

第十三回 スキル管理

コロナに感染を経験し、ブログまで手が回りませんでしたが、3年近い空白期間を経て再開したいと思います。 コロナも終息?し、平常に戻りつつある昨今、「大ぼら事業計画」も見直しを図りたいと思います。 経営資源(ヒト、モノ、カネ)の筆頭にある「人材」…

第十二回 粗利額の向上

売上における比較優位の製品群の比重を高める(営業活動の優先順位見直し)だけで粗利額の向上を図ることができるが、これは現状の延長上の話である。このままでは、あまりに芸がない。粗利額を向上させるための対策が求められる。 粗利額向上の方法として、…

第十一回 比較優位の取り組み

比較優位について概観しておく。比較優位とは、取引の最大化を目指す考え方で、故サムエルソン氏の弁護士の例が有名である。 ある有能な弁護士は次の収入が得られる。また、タイピスト(事例が古いがご容赦を)としても有能である。 弁護収入:一般の平均収…

第十回 売り上げから利益に

前回、飲食業の時短対応について触れたが、販路について言及しなかったので、追記しておく。 考えられる販路として、店舗及びネット販売が一般的であるが、テレワークの推奨による出勤抑制で店舗での販売は望めない。いっそのこと巣籠に近いスーパーを利用し…

第九回 仕切り直し

諸般の事情で最後の投稿から5カ月以上が経過している。 一度、仕切り直したい。 2度目の「緊急事態宣言」も発令され、経済状況は混沌の中にある。先が見えない状況下で闇雲にあがいても効少なく、害有となりかねない。下手に動いては、かえって傷口を広げか…

第八回 自社の強み

第八回 自社の強み 工場シェアにおいてどのような製品を受託するかは、多くの場合、マッチングサービスを活用することになります。発注企業の発注条件と社内シーズが一致すると受注となります。一致も完全一致ではなく幅を持たせることが多いようです。この…

第七回 工場シェアの活用法

第七回 工場シェアの活用法 昨今のコロナ禍において、工場シェアが加速しているようです。工場の余力を分かち合って稼働率を向上させて受注拡大に繋げようとする試みです。通常は、製造を委託する大手企業と稼働率を向上させたい企業とのマッチングを仲介す…

第六回 価格競争に打ち勝つコロナ返し 通常、価格競争は企業の体力を消耗させ共倒れを誘発しかねない悪手とされています。とは言え、「需要減」を通り越した「需要消失」の現状では、価格競争力の強化(生産性の向上)として企業の基礎体力を堅固なものとし…

第五回 コロナ返し事業計画(大ぼら事業計画)

リモートワーク、便利ではあるが事前準備に時間がかかるものです。 Web会議は時間短縮が図れますが、事前の資料作成を手抜きすると効率が悪くなります。 影響で、ブログにも遠ざかってしまいました。 第五回 コロナ返し事業計画(大ぼら事業計画) 大ぼら…

第四回 大ぼら事業計画、何から始める?

前回の公開から時間が空いてしまいました。 三日坊主ではありません。 リモートワークのトラブルで時間が取られていました。 大ぼら事業計画、何から始めますか? まず、各計画立案の担当者を決めることが肝要です。 通常はロードマップを作成して、となりま…

第三回 大ぼら事業計画、実現できるか?

すぐに実現できそうな計画は、大ぼら事業計画とは言えません。 実現できそうもないのが、大ぼらたる所以です。 なぜ、大ぼらを吹くのか! 元気になるためです。 人間、マイナス思考に陥ると悪循環にから抜け出せなくなるのが常でしょう。 ならば大ぼら吹いて…

第二回 大ぼら事業計画、どんな計画?

大ぼら事業計画とは、出来るか出来ないか分からぬ大ぼらを吹いて、実現を目指す計画に過ぎません。 まず、経営者として大ぼらを吹くことから始めます。 企業経営者として、つい常識な線引きをしてしまいそうですが、もっと夢を大きく掲げてみます。 とは言え…

大ぼら事業計画(大ぼら吹いてコロナを吹き飛ばせ)

はじめまして、河地と申します。 青葉中小企業診断士事務所の代表として企業経営者の支援活動を行っています。 緊急事態宣言下、様々な制約条件下での企業経営、「何をどうしていいのかわからない」状況に、経営者の深刻な悩みはつきません。 私もリモートに…